直帰率を改善したい人「ブログ記事を頑張って書いているけど、直帰率が高くてなかなかPVが増えない...。改善するには読者ファーストの記事が良いって聞くけど、どうやって書くんだろう」
こんな悩みにお答えします。
✓本記事のテーマ
【「直帰率が改善して回遊率も上がる」記事の書き方】
✓この記事の信頼性
記事を書いている私は、9年間で10サイトを運営してきました。
今月からnoteにも力を入れていますが、記事の回遊率を高める方法で、3記事で1万円以上の収益を上げています。
✓本題
直帰率が高いということは、ユーザーが満足せずに他サイトへ行ってしまった可能性が高いです。
なので今回は、多くの稼いでいるブロガーと、僭越ながら私が行っている直帰率を改善する方法を記事にしました。
この記事を読むと、どうやって書けば読者さんに長く読んでもらえるの理解できるので、直帰率が大幅に改善できます。
それでは、さっそく見ていきましょう。
「読者はじっくり文章を読まない」ことを理解する
現代人はとくに忙しいので、文章をじっくり読むことが少ないです。
読者さんは知りたいことがある時に検索して、答えの部分さえ分かれば良いので、それ以外の部分はじっくり読みません。
なので、そこを理解して記事を書く必要があります。
具体的には「スクロールしながら理解できる」文章です。
簡単に言えば「わかりやすい文章」となります。
例えば「NFTとはなにか」について説明する際に、ウィキペディア等では、
非代替性トークンとは、ブロックチェーン上に記録される一意で代替不可能なデータ単位である。NFTは代替可能性がない唯一無二のデータであるという点で、ビットコインなどの暗号通貨とは異なる。
と表現されています。
「NFTとはなにか」を知りたい読者さんは、NFTについて詳しくないことが前提です。
にも拘わらず、ウィキペディア的な表現では素人には分かりづらいですよね。
なので、以下のように「分かりやすい文章」に変更してみます。
10円玉は誰にとっても同じ価値で、どの10円玉を使っても代替可能ですが、同じ野球ボールでも、普通のボールと大谷翔平選手のサイン入りボールとでは価値が異なります。これを非代替資産といい、このような世界に1つだけの資産をデジタル上で持つのがNFTです。
こんな感じです。
王道テクニックの「箇条書き」は必須
また、テクニックとして、箇条書きや画像で示す方法があります。
この2つは、下記リンク先の私の記事の内容を使いながら解説します。
箇条書きについては、例えば「ブログで稼げない理由を3つ」を説明する際にそのまま書くと、
ブログで稼げない理由は3つあります。1つ目はブログの収益が出る前に諦めてしまうことです。2つ目はジャンルや広告の選び方を間違えていることです。3つ目はキーワードの選び方を間違えていることが挙げられます。
こんな感じです。
次に箇条書きで表現すると、
✓ブログで稼げない3つの理由
①ブログの収益が出る前に諦めてしまう
②ジャンルや広告の選び方を間違えている
③キーワードの選び方を間違えている
こんな感じです。
読みやすさ、伝わりやすさが格段に変わりますので、ぜひ箇条書きを活用してみてください。
画像を駆使して視覚的に伝える
また、文章だけだと理解が難しいものや、画像があるとさらに伝わりやすい内容は、そこに目が付きやすいように画像で表現します。
例えば、前記事では「サーバーの引っ越し」について、文章だけではなく、下記画像のようなものを取り入れました。
他にも、文章でまとめると長くなるものはテーブル(表)で表現したり、読者さんが流し読みすることを前提として、読むストレスを最大限なくすことを心がけることが重要です。
ブログを最後まで読んでもらうには「書き出し」が超重要
そしてブログは書き出しがめっちゃ重要です。
何故なら、書き出しが微妙だと読む気が失せるからです。
逆に書き出しが良いと「1度読み始めると止まらなくなる滑り台効果」が発動します。
1行目は2行目を読んでもらうために、2行目は3行目を読んでもらうために書くことが必要です。
なので、書き出し次第で記事の直帰率がかなり変わってきます。
とはいっても、1行目に何を書けばよいのか難しいですよね。
ここから解説しますね。
まず、記事を書く前に読者のニーズを深堀します。
読者のニーズとは以下の4つです。
①読者が抱えている問題
②この記事を読んだ結果
③具体的な解決策
④理由と根拠
これを私の本記事に当てはめると
①読者が抱えている問題
- ブログの直帰率を改善する方法が分からない
②この記事を読んだ結果
- 「読者に分かりやすい」最後まで読んでもらえるブログ記事が書けるようになる
- 読者の評価が上がり、結果的に直帰率が改善されて回遊率も上がる。
③具体的な解決策
- 読者のストレスをなくすテクニックと分かりやすい文章を心がける
- 書き出しに注意しながら、テンプレ構成を活用する
④理由と根拠
- ブログ運営歴9年、10サイトで実績を出せている方法だから
こんな感じです。
これらの読者ニーズをまず記事を書く前に深堀した上で、以下のように1行目をつくっていきます。
例えば、「ブログ記事を最後まで読んでもらう方法」
について書くとします。
その際に、「ブログ記事を書いても直帰率が高くて困っていませんか」といった書き出しでは、やや内容が薄いですよね。
なので、次のように改善します。
「読者ファーストの記事を書けば良いって聞くけど、そもそもそれが出来ていれば直帰率は低いんですよね・・・」
こんな感じです。
読者さんに共感してもらえる書き出しを1行目に持ってくることで、2行目以降も読んでもらえる可能性がグッと高まります。
本文から書き始めるのはNG
また、ブログを書いていく際に、本文から書き始めるのは難しいです。
本文から始めると、修正が多くなったり、軸や伝えたいことがブレてしまうからです。
なので、まず枠組みである構成を作るところから始めていきます。
ブログ記事を作ることは、イメージ的に家を建てるのに近いです。
「骨組み=構成」で「外装・内装=本文」って感じですね。
実際に下記にテンプレートを用意してみました。
タイトル
①読者が抱えている問題
②この記事を読んだ結果
③具体的な解決策
④理由と根拠
を踏まえた書き出し(リード文)
目次(場合によってはなくても可)
見出し1
主張
理由
具体例
見出し2
主張
理由
具体例
見出し3
主張
理由
具体例
見出し4
結論(まとめ)×次のアクションを促す
こんな感じです。
結論は「いかがでしたか」で終わらせない
最後の結論の部分は、次のアクションに繋げるようにして終わりましょう。
これは、読者さんの回遊率を上げるためです。
なるべく、沢山の記事を見てもらえることが良いブログの形となります。
悪い例としてよくありがちなのが、下記のような最後に「いかがでしたか?」で終わる記事です。
いかがでしたか?
今回は〇〇についてまとめました。
この記事が参考になったら幸いです。
こんな感じです。
これだと次のアクションに繋げることが出来ません。
なので、下記のように改善します。
今回は〇〇について解説しました。
さらに以下の記事の△△知ることで、より成果が出るので、ぜひ併せて読んでみてください。
【記事リンク】
こんな感じです。
「〇〇とは」の見出しは要らない【有名な話】
他にも、見出しの作り方について注意点があります。
よくありがちな悪い例が、「〇〇とは」で、サービス概念の説明などの見出しがある記事です。
例えば、「U-NEXT 海外ドラマ 視聴可能」をいうキーワードを狙って「U-NEXTで視聴可能な海外ドラマまとめ」といった記事を書くとします。
この際に、この検索ワードで記事に訪れる読者はU-NEXTが映画やドラマを観られるサイトであることは理解しております。
にも拘わらず、「U-NETXとは」という見出しで、サービスの説明をするのは読者が離脱する原因となります。
以下のように実際の会話にするとイメージしやすいです。
「U-NEXTで観れる海外ドラマを知ってたら教えて」
「U-NEXTとは、日本のOTTコンテンツ・プラットフォームでで、有料会員数は2023年11月末時点で約420万人で、国産のVODサービスとしては最大手なんだよね」
(きつねさんに聞いても時間の無駄かも・・・)
こんな感じで、読者さんが記事を読むのをやめてしまいます。
なので、見出しも読者さんが何を求めているのかを最優先にしてつくりましょう。
まとめ
この記事のまとめです。
✓直帰率を改善する3つの方法
- 読者さんが「流し読み」をする前提で記事を書く
- 分かりやすい文章と箇条書きなどのテクニックを使う
- 記事は枠組みを作るところから始める
こんな感じです。
読者さんがストレスフリーで読めるサイトのほうが、回遊率も高まるので、結果的に稼げます。
逆に、稼ぎたいからとアフィリエイト広告をペタペタ大量に貼ってしまうと、むしろ印象ダウンなので注意が必要です。
私のブログでは、読者さんに嫌われずに着実に稼げるブログを育てる方法を紹介していきます。
次回は、アフィリエイトやアドセンス広告で実際に稼げる「キーワード選び」について解説します。
また、「ブログ成功究極ガイド【稼げない理由と特化ブログの選択】」を併せて読むと、より理解が深まってブログで稼ぐことが出来ます。