清掃業に応募したい人「清掃業に応募したいけど、志望動機の書き方が分からない。どんな志望動機が採用されやすいんだろう...。」
こういった疑問に答えます。
本記事では、未経験で清掃業に応募する方向けに、採用されやすい志望動機を例文付きで解説しております。
実際に私は、夜間の定期清掃を3年程経験していますので、それなりに理解がある内容です。
また、清掃業に必須な資格、有利な資格、役に立つ資格の紹介、清掃業に応募する際の注意点を徹底的に解説しております。
ぜひ参考にどうぞ。
【例文】清掃業・未経験者の志望動機
✓【例文1】清掃業への興味関心を示す
前職では、〇〇として働いていましたが、その際に清掃している方を見て、清掃業に興味を持ちました。とくに、どの床にはどんな洗剤やWAX剤を使うのか、床の状態に合わせてどうアプローチするのか、清掃業を知れば知るほど、化学のようで奥が深いと感じております。また、誰もが使う場所を綺麗にするという、とても社会貢献度の高い仕事内容にも魅力を感じ、私も貴社で活躍したいと考え、志望致しました。
✓【例文2】自身の取り組みと掛け合わせる
前職では、5S(整理,整頓,清掃,清潔,躾)を意識して仕事に取り組んでいましたが、この5Sの取り組みによって仕事が円滑に進むことを実感し、徐々に清掃業に興味を持ち始めました。貴社のお仕事は、お客様のご要望だけではなく、そこを利用する全ての方に貢献できる、大変魅力のある仕事だと考えております。私自身のこれまでの取り組みを活かし、より多くの方に貢献できるように努めて参ります。
✓【例文3】体力や時間配分、コミュニケーション能力に自信がある
前職では〇〇として働いていたので、体力には自信があります。また、全体の仕事を円滑に進めるために、チーム内での連携や、時間配分を意識して仕事に取り組んで参りました。(←具体的な実例があれば尚良い)この能力は、貴社で働く際にも役に立つと考えております。清掃業は未経験ですが、これまで培ってきた能力と、日々たゆまぬ努力を続け、必ず戦力になるように精進致します。
例文をかけ合わせると、より伝わりやすい志望動機が書けます。
また、志望先の会社ならではの特色を書くことで、印象がグッと良くなります。
清掃業に必須または有利な資格
清掃業は未経験でも可能な求人も多いので、必ずしも必須ではありません。
むしろ、実践での経験が何より重要で、資格を取得しても会社によってやり方が違うことが多いです。
それでも、下記に有利になる資格と役に立つ資格を3つ、厳選して選びました。
- ビルクリーニング技能士
- 建築物環境衛生管理技術者
- 清掃作業監督者
ビルクリーニング技能士
ビル清掃の高いスキルを持っていることを証明するのに役立つ国家資格(3級~1級)です。しかし、会社によって作業のやり方が変わるので注意が必要となります。
建築物環境衛生管理技術者
いわゆる「ビル管理士」です。こちらは、延べ面積3,000平方メートル以上の建物を特定建築物を担当する国家資格なので、持っていると重宝されますが、実務経験が必須の資格です。
清掃作業監督者
上記2つの資格いずれか(ビルクリーニング技能士は1級)を持っていると挑戦できます。ビル清掃などの建築物清掃業として登録する際に必要な資格となるので、こちらも持っていると重宝されやすいです。
清掃業に応募する際の注意点
最後に、清掃業に応募する際の注意点を3つまとめました。
- 勤務時間に注意
- 仕事内容に注意
- 現場が固定or移動
こんな感じです。
✓勤務時間に注意
清掃業には、夜勤の時間帯の仕事がある可能性があります。定期清掃は大体が夜勤です。しんどいのは、機動班で毎回時間が違く、昼にも仕事がある場合です。
勤務時間等については、事前に必ず確認をしておきましょう。
✓仕事内容に注意
清掃業といっても、様々な仕事内容があります。とくに、日常清掃と定期清掃では、やる仕事内容も変わってきます。
私は定期清掃でしたが、主にポリッシャー洗浄からWAX剤塗布がメインでした。日常清掃は、トイレ掃除から備品の準備等があります。
また、個人差はありますが、「手が荒れやすい」仕事なので、ハンドクリーム等のケアは必須です。
✓現場が固定or移動
もしかしたら、定期清掃に限ることかも分かりませんが、現場には固定と毎回違う現場のパターンがあります。
私が働いていた会社では、固定班と機動班に分かれていました。なので、どこに配属されるかで仕事のキツさが変わってきます。
どちらも経験しましたが、固定班は楽だけど、給料が安くなりがちで飽きます。機動班は時間がバラバラでキツいけど、稼げるし飽きない。こんな感じです。
上記3つが、とくに注意するべき点ですが、清掃業を応募する際は、各会社をじっくり比較することが大切です。
そして、清掃業は、見た目以上に体力と連携力(コミュニケーション能力)が必要となりますので、覚えておいてください。
ご自身の目的に合った、求人に応募して、清掃業で活躍することを応援しております。
また、下記記事では、清掃業の面接対策を解説しておりますので、ぜひ併せてご覧になってみてください。
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