介護職に応募したい人「介護職に応募したいけど、志望動機の書き方が分からない。どんな志望動機が採用されやすいんだろう...。」
こういった疑問に答えます。
本記事では、未経験で介護職に応募する方向けに、採用されやすい志望動機を例文付きで解説しております。
また、介護職に必須な資格、有利な資格、役に立つ資格の紹介、介護職に応募する際の注意点を徹底的に解説しております。
ぜひ参考にどうぞ。
【例文】介護職・未経験者の志望動機
✓【例文1】コロナ禍で介護業界の将来性を感じた
コロナ禍に、景気に左右されてしまう業界が多いと痛感しました。今後はさらに少子高齢化によって、ますます日本の景気が不透明です。その中で、介護職なら、業界に将来性があり、専門スキルも身に付けられるため、生涯を通じて自身の成長が出来るとともに、社会に貢献し続けられると考えております。
✓【例文2】親の介護や、介護職の社会貢献度の高さを重視
親の介護をきっかけに、介護の正しい知識やスキルを身に付けたいと考え、介護職に応募しました。介護が必要な人が世の中には大勢いらっしゃいます。その中で、スキルを身に付けて働けることは、大変社会貢献度が高く、やりがいのある仕事だと考えております。
✓【例文3】応募先の会社のスキルアップ制度などが魅力的
貴社では、介護職の資格支援制度や、スキルアップの為の研修が充実しており、介護職で働く一員としての能力を身に付けられると考えております。現在はまだ、未経験で資格もありませんが貴社の充実した制度だけではなく、自身でも日々たゆまぬ努力を続け、いち早く活躍できるように精進いたします。
例文をかけ合わせると、より伝わりやすい志望動機が書けます。
また、接客業を経験されたことのある方は、人と接することが好きなことなどをアピールするのも好印象です。
介護職に必須または有利な資格
介護職は未経験でも可能な求人も多いので、必ずしも必須ではありません。
下記に有利になる資格と役に立つ資格を5つ、厳選して選んだので、ぜひ参考にどうぞ。
- 介護職員初任者研修
- 介護福祉士実務者研修
- 介護福祉士
- 認定介護福祉士
- ケアマネジャー(介護支援専門員)
介護職員初任者研修
護の基礎から応用までを学ぶことができる、介護職としてのスタート資格です。仕事だけではなく、家族介護にも役に立つ資格となっております。
また、この資格を取得することで、介護の職場ならどこでも介護職員として働けるようになります。
具体的には、利用者さんの身体に直接触れる排泄や入浴の介助などの「身体介護」を、有資格者の監督なしで1人で行えるようになります。
「ホームヘルパー」として働くことも可能になる為、就職先の幅が広がります。
介護福祉士実務者研修
こちらの資格は、介護職員初任者研修の上位資格にあたり、介護福祉士の受験条件となります。
実務経験だけでは学べない「たん吸引」「経管栄養」といった医療的ケアの演習がある為、介護職員でありながら、医療行為を行うことが可能になるのも魅力です。
また、介護福祉士実務者研修を修了すると、訪問介護事業所での配置が義務付けられている「サービス提供責任者」になることが出来ます。
転職に有利になるだけではなく、給与に手当が付くので、取得のメリットは大きいです。
介護福祉士
介護福祉士は、「社会福祉士及び介護福祉士法」にもとづく国家資格です。
介護資格の中で、唯一の国家資格でもあり、介護に関わる職種をまとめ上げる役割を担っています。
介護業界の需要を考えると、取得しておくことで、この先も安定して働くことが可能です。
一度取得すれば、全国どこでも通用し、更新もないため一生ものの資格となりますので、介護職を目指す方は、ぜひ取得することをおススメします。
認定介護福祉士
認定介護福祉士は、介護のキャリアパスにおける最上位資格です。
受験資格が介護福祉士の資格取得後、介護福祉士として5年以上の実務経験が必要など、ハードルは高めです。
現在の資格取得者が少ないので、長く続ける方は狙い目の資格でもあります。
最上位の位置づけにある資格なので、今後より上を目指したい方に向いている資格です。
ケアマネジャー(介護支援専門員)
ケアマネジャーは、要介護・要支援認定を受けた方のケアマネジメントを行います。
言わば、介護支援のスペシャリストの資格です。
こちらも、受験資格が介護支援専門員実務研修受講試験に合格することや、指定業務を5年以上かつ900日以上経験することなど、ハードルは高めです。
しかし、取得することで、介護職で大きな戦力となることができます。
介護職に応募する際の注意点
最後に、介護職に応募する際の注意点を3つまとめました。
- 勤務時間に注意
- 研修体制を確認
- 体力が必要
こんな感じです。
✓勤務時間に注意
介護職の求人の中には、夜勤の仕事がある場合もあります。
夜勤があると、生活リズムを整えるのが難しくなります。
一方で、給料は高くなるので、自分の目的に合った求人を選びましょう。
✓研修体制を確認
せっかく介護職で働くのであれば、スキルを身に付けて、将来的にステップアップできるほうが良いです。
なので、応募先の研修体制が、スキルアップがしやすい環境なのか確認しましょう。
✓体力が必要
介護職は、見た目以上に体力仕事です。
とくに利用者様の体を支える際は、腰への負担が大きいです。
腰痛持ちの方や、過去に怪我のある方は、完治させてから応募しましょう。
上記3つが、とくに注意するべき点ですが、介護職を応募する際は、各会社をじっくり比較することが大切です。
ご自身の目的に合った、求人に応募して、介護職で活躍することを応援しております。
また、下記記事では、介護職の面接対策を解説しておりますので、ぜひ併せてご覧になってみてください。
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